ただのホームページ制作はもう事業にならない?

By | 2017年4月12日

最近純粋なホームページ制作会社というのはだいぶ減ってきたように思います。

これは、ホームページ制作そのものが事業になる時代が終わりつつあるということではないかと思います。

私はこの流れには以下のような要因があるのではないかと思います。

◎優れたホームページ制作ツールの登場
◎クラウドソーシングサービスの登場

今は無料の作成ツールである程度のホームページが作れますし、中小企業規模のウェブサイトであれば本格的なものでもクラウンドソーシングでフリーランスに発注すれば制作会社に依頼するのと大きく変わらないクオリティのものができます。

つまり、ホームページ制作の仕事というのは価格競争になっていて、継続性もないため企業が事業として行うにはあまり魅力的な対象ではなくなっているのではないでしょうか。

そんな中で生き残るために、営業を頑張って契約を取り付け数年に渡るリースを組ませるといった形でなんとか事業を維持しようとしている会社も見受けられますが、これは単なる時間稼ぎであって根本的な解決にはなっていません。

ニーズのないものをいくら提供しようとしても無駄なのです。

今生き残るホームページ制作会社は、しっかりと付加価値を提案できる会社でしょう。

例えば、大きな企業向けに自前でサーバーを構築し運用してくれたり、集客をしっかりとサポートしてくれるような会社はまだまだ健在だろうと思います。

ここには継続的にお金を払う意味がありますから、これは事業として成立するわけです。

もしこれからホームページ制作を事業にしようと考えるのであれば、この付加価値の部分をしっかりと考えなければいけないのだろうと思います。

逆に言えば、副業をしたい人にとってはホームページ制作というのは今のところはよい仕事かもしれません。

単発の業務なのでなかなか収入は安定しないため副業向きの仕事のように思います。

ウェブデザインについてもフリーランサーにはまだまだ仕事はあると思います。

wixやjimdoといった便利な作成サービスが出てきても、結局デザインカスタマイズのニーズはありますからね。

ただ、本格的にウェブデザイナーの仕事が危うくなるのは、インターフェースが統一されるようになってきたような場合になるかと思います。

iPhoneアプリなんかでは、インターフェースというのはある程度固定されており、これが結局のところユーザーの利便性につながっているわけです。

ユーザーはデザインを見たいわけではなく、情報(コンテンツ)を見たいわけですから、実際のところデザインの個性というのは多くの場合関心事ではないわけです。

こうなってくるとデザインの仕事というのは減ってくるかもしれません。